(左から清水先生、小生、内野さん、曽根さん)
6月、熊谷市の県立図書館主催で「”関東武士の鑑”畠山重忠に迫る!」という講演会があるという知らせを同市に住む曽根悦夫さんからいただいた。曽根さんは同市に住む内野森一さんのお知り合い。内野さんは現役の頃「世界のカセットTDK」を目指した戦友である。曽根さんは内野さんから、畠山重忠が祖先だと称する知り合い(小生)がいるということを聞いていたのである。
7月4日、昼の電車で熊谷へ。内野さんの車で県立図書館に向う。曽根さんと図書館でお目にかかる。曽根さんとは初対面だった。
講演のテーマは「畠山重能・重忠と源平の内乱」。講師は清水亮先生(埼玉大学教育学部準教授)。清水先生は2時から2時間、畠山家に関する研究成果を明快な口調で語られた。「畠山氏は、武蔵国に軍事的テリトリーを持ち、京都と東国を往来する大規模武士団を形成していた。源頼朝は畠山家などの有力武士を臣従させることによって武蔵国を支配した」と語る。関係資料によると、重忠が愛馬を背負って急坂を降りたという「鵯(ひよどり)越え」のエピソードは架空の話とのこと。重忠の怪力と優しさを後世に伝えるための創作とある。
講演が終わって、曽根さん、内野さんと駅ビルの居酒屋へ。曽根さんは農業をやっておられる熊谷の名士。全国を旅しておられ、なんと秋田の小生の母校、鷹巣農林にも行かれたことがあるという。内野さんは昭和44年早稲田大学卒業。稲門会埼玉県役員、熊谷地区の幹事をやられているというから恐れいる。小生、重忠が祖先ということでなんとか体面を保つ。
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