(左から柏倉さん、小生、栗林さん)
毎年、独身寮時代の仲間とゴルフをやっている。寮は千葉県市川市本八幡にあった。市川駅から徒歩10分。その頃はまだ田圃があった。50名くらいの寮生が入っていた。部屋の広さは3畳ほど。そこに机とテレビ(モノクロ)を置くと、布団を敷くところがない。秋田からの出張者はそんな狭いところにテレビを見にきた。寮生への手紙は食堂の一角にまとめておかれていた。プライバシーなど問題にされていなかった。「おい、彼女から手紙が来ているじゃないか」そんな会話が日常だった。
秋田出身の柏倉さん(人事・中央大学出身)、静岡出身の栗林さん(人事・中央大学)、長野出身の平田さん(技術・電通大、後NCR)が仲間である。年長(79才)の柏倉さんが「教養クラブ」という名前を付けた。今年はこのメンバーに秋田で人事部門にいた今野さんが加わった。今野さんは一時本社勤務となり、八幡寮の一員となった。
場所は今野さんの事を考えて、東京と秋田の中間を選んだ。新潟県阿賀野市咲花温泉。阿賀野川に面したこじんまりとした温泉。翌日は近くの阿賀野高原ゴルフ場で一戦を交える。
5月12日、10時過ぎ、牛久駅で柏倉、平田、栗林の3名を愛車に乗せて出発。午後4時には花咲温泉・湯元館に到着。今野さんも到着していた。案内された三階から臨む阿賀野川のなんと素晴らしい事か!山間とは思えない、幅広の川面が眼前に浮かぶ。「フォー」と歓声を上げる。(写真・下)風呂もひなびて風情があり、料理も美味しかった。なによりも木造のこじんまりした作りが良い。女将も中居さんも新潟美人だった。
13日のゴルフは、予報にあった台風の影響も無く、晴れ。阿賀野高原ゴルフ、クラブハウスは立派、コースままずまず。しかし、コース間の移動は急峻。カートの運転を任された小生、汗だくだった。73才にはキツイ。3時過ぎにはなんとか無事終了。牛久から阿賀野市までは往復700キロ。その上、カートの運転も引き受ける。キツかったが、それだけに記憶に残る旅行になった。
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