(銀座・有楽町の靴磨き)
6月10日、東京・銀座へ出かけた。
有楽町駅をでて信号を渡り、驚いた。なんと靴磨き屋さんのコーナーがある。
昔、靴磨きというと風呂屋の洗い場にあるような木製の椅子だったが、革張りの堂々とした椅子である。職人さんは鳥打帽子を被ったイケメン。あわてて値段を見たら千円とある。980円の運動靴で茨城から出てきた小生、気が引けた。
それにしても、銀座は昔のお店とか風習がそのまま残っている。
最近は「アークヒルズ」「虎の門ヒルズ」「六本木森タワービル」と高層ビルラッシュだが、銀座は昔の景観を守る為、ビルの高さを56メートルに制限している。そのせいもあって、昔と変わらない。
有楽町の西銀座デパートなど中学の修学旅行(昭和31年)の時のままだし、不二屋のポコちゃん、ペコちゃんもそのまま、もちろんソニービル、和光ビル、銀座・三越もそのまま。音楽ファンとしてお世話になった日本楽器、山野楽器もそのままである。たまには万札を握り締めてネオンを見ながら並木通りを徘徊する。
今日は歌舞伎座のある三原橋の交差点近くにある喫茶店「ジュリエット」で10時30分、野原さんと待ち合わせである。野原さんと初めてお会いしたのは1972年頃だと思う。40年以上におよぶお付き合いである。「オレもう79才だよ」。しかし、青学出身でまだ現役の野原さんは容姿、話題ともダンディな銀座野郎である。
東京・銀座はボクにとっての「世界遺産」「人生遺産」である。
(銀座野郎・野原さん”左”とボク)
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