2013年4月10日水曜日

70才、できる事、やらなければならない事

(編集のお手伝いをしている「いしぶみ」)

 9日(火)、9時30分、牛久中央図書館で市内在住の堀井さんとお会いした。
堀井さんは機械エンジニア会社の社長。米国企業の指導に当たっている。
チャンピオンベルトのような特大のバックルのベルト、カーボーイハット姿の堀井さんが図書館玄関で待ちかまえていた。手にアルバムを持っている。
 2人の会話はお互い70才(小生は3月で71才)。これからなにができるか、なにをやるべかだった。堀井さんは先月、ロシア、中国の旅から帰ったばかりである。
 「畠山さん、中国の歴史博物館には日本軍の残虐行為の写真が展示されていた。このアルバムを見て下さい。中国人には日本人に対する計りしれない憎悪がある。しかし、日本人には中国人に対する憎悪はない。”相手悪いと思う中国人、相手悪いと思う日本人”。このような現実を日本の若者に知ってもらいたいし、知らせたい」
 「堀井さん、われわれが感じたことを記録に残す事が大事だと思う、それがわれわれの使命だと思っている。幸い、刈谷には私が編集をお手伝いしている”いしぶみ”という機関誌がある。これに堀井さんの思い書いていただけばありがたい」
 堀井さんはなんという情熱家なのだろう。話をうかがっていると、こちらも熱くなってくる。

 堀井さんと別れ、図書館を出ると、偶然見覚えのある青年と会った。「時間があったらちょっと話ませんか?」私は声をかけた。彼は私が掃除のバイトをやっているスーパー(24時間営業)の従業員だった。このところ、顔が見えない。「私は(彼)大学を出た後、電機部品メーカーに入社しました。しかし、3年でリストラされ、スーパーに入ったのですが、最近、勤務時間を早朝5時からにして欲しいといわれました。その為には午前4時に起きなくてはいけません。朝に弱い私はそれでスーパーを辞めました。」「そうですか、早く次の就職先が見つかるといいですね」私は青年を励まし別れた。お互い名前も名乗らなかった。

 11時30分から図書館の近くの空き地で「歌謡コーラス・グループ」の花見である。
 このグループの指導者はなんと元・日本コロムビアの指導者である古屋先生である。私は頼まれもしないのにこのグループの音出しを担当。この日もラジカセ持参。しかし、野外で風があるため、音が響かず散々。(先生申し訳けありません。)それでも集まった30名のメンバーは先生の機知に富んだ指導の元、唄い踊った。

 帰宅してパソコンを開くと、息子の嫁からメールが入っていた。今日は団子(男子)3兄弟の2番目の小学校入学式だったという。立派に育った孫。ありがとう。


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