2012年12月21日金曜日

音楽、年末の贈り物

①18日、レコード会社よりドッサリとCDが届いた。正確に言うとSACD(スーパーCD)である。
私が現役の頃、関係していた「TDKオリジナルコンサート」(TOKYO FM)の音源の一部を使用してSACDとして発売したのでお届けします。という趣旨である。
 下記の通りクラシックファン垂涎のラインナップである。

 ヘンリク・シュリング ヴァイオリンリサイタル(1976年・東京文化会館)
 カール・リヒター チェンバロリサイタル(1976年・石橋メモリアルホール)
 カール・リヒター オルガンリサイタル(1976年・東京カテドラル)
 オイゲン・ヨッフム バンベルク交響楽団(1982年・東京文化会館)
 ローラ・ボベスコ ヴァイオリンリサイタル(1983年・日本都市センターホール)
 クラウス・テンシュテット ロンドンフィル(1984年・大阪国際フェステバル)

定年から10年も経ち、しかも30年以上前かかわった放送音源がこのように陽の目を見るとはなんと幸運なことだろうと感謝せずにはいられない。

 ②竜ヶ崎音楽同好会「ゲヴァントハウス」のメンバーがフルシャ指揮・東京都交響楽団は聴きものですとすすめるので20日夜、上野・東京文化会館まででかけた。(この日は昼ベテランズクラブの忘年会でもあった。)「幻想交響曲」本当に良かった。終楽章の大詰めでは熱演するフルシャが飛びあがり、燕尾服のカマーバンドが外れた。こんなの見たのはじめて。会場はブラボーと拍手で沸いた。こんな盛況なコンサートを聴いたのは久しりである。(ところで入場料金はシニア割引で¥3,850。年金生活者には嬉しい。東京都民に感謝)東京都交響楽団のCDは今年のレコードアカデミー賞も受賞しており、絶好調である。難をいえばややパワー不足。その点、13日のデュトワ・NHK交響楽団の「春の祭典」は凄かった。(FMで聴いたのだが、それはわかる)
(熱演した東京都交響楽団・ヴァイオリンセクションメンバーの1部。女性楽員が多い)


0 件のコメント:

コメントを投稿