2012年12月8日土曜日

衆議院選挙。カナダから疑問の声

 2日、カナダ在住の好打 献(こうだけん)さんから衆議院選挙について疑問のメールが入った。
政治家、マスコミ、選挙民に対する疑問である。ご指摘もっともと思った。
 
「脱原発、反増税、TPPの賛否など、キャッチフレーズに過ぎない各論が主たるテーマになってしまっており、肝心・肝要であるべき”国家観と国益”の基本政策が二の次に追いやられている」

「マスコミの報道姿勢と選挙民の政治感覚にも問題の根源があるように思えます。いみじくも国政を託す政治家なり、政権を託す政党なりに対して質問すべきは、短絡的な施策ではなく、明日の日本をどの方向へ進めるのか、即ち経済・財政政策、産業政策、社会福祉政策、教育政策、外交・安保政策が、まず問われなければなりません。それらの戦略主題が先ずあって、各論として戦術論が付随して出てこなければ、選挙で人も党も選べない筈です」

 私とすれば、①憲法改正を提唱している党もあるので、国の基本である憲法について各党、候補者の意見を聞きたい。②また、借金大国からどうやって抜けだすのか、そのロードマップを提示して欲しい。この2つのテーマと比較すると好打さんご指摘のように原発・増税・TPPは短絡的であり、収斂する方向は見えているように思える。
 (4日、オーディオ評論家・藤岡誠先生主催「千代田会」忘年会参加の為東京へ出かけたら、有楽町駅前で桝添要一さんの選挙カーと遭遇した。)



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