2025年9月15日月曜日

世界陸上・東京大会①世界陸上とTDKは一体。

13日から世界陸上・東京大会が開催された。
私は仕事の関係(TDK・OB)で1987年ローマ大会、1991年東京大会、1997年アテネ大会を経験している。今回は一観衆として世界陸上を経験してみたいと思い2月に入場券を購入した。驚いたのは2月の段階で、土日のイブニングチケットが売り切れたことである。チケットの価格は2千円から5万円だった。
13日、5時35分の始発電車に乗り、国立競技場へ。7時過ぎには競技場に到着したが、荷物検査に長蛇の列。席に着いたのは7時30分過ぎ。既に競歩の選手がスタートしていた。競技場の天井桟敷に登ると5万5千人収容の大競技場の全貌を見渡せる。真下に400mトラックが広がり選手は豆粒のようである。小高い丘に登ったような爽快感。天井桟敷も悪くない。男子競歩の選手が第3位で競技場に現れた時、競技場が「ワーッ」と沸いた。メダルだ、銅メダルだ!涙が流れた。選手と大観衆の一体感。これだ、この感動が世界陸上なのだ!と実感した。
10日の読売新聞に「世界陸上東京大会の財政計画」という記事がでた。収入総額174億円とある。内訳は国と都が80億円、日本陸連が10億、チケット収入が44億。スポンサーの協賛金と寄付金は44億円である。(放送権料が抜けているのではないか?)世界陸上というとTDKのブランドが目立つ。TDKが得をしているような印象を受ける。しかし、そうとも言えない。TDKは1983年の第1回世界陸上から、今回の第20回・東京大会まで連続して、世界陸上のメイン協賛メーカーを務めている。世界陸上とTDKは一体なのである。


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