8月上旬、友人のNさんからメールをいただいた。
8月28日、明治大学(写真・左)でグローバルマーケティング研究会があるので参加しませんか?という誘いだった。翌29日は早朝から大相撲牛久場所の予定が入っていたが、またとない機会なので参加することにした。
研究会の代表世話人は大石芳裕氏(明治大学名誉教授)、報告者は横伸二氏(元TDK取締役常務執行役)、報告テーマは”「日の丸半導体、最後の砦=パワー半導体」➡崩れ行くシナリオと「中国製造2025”。横氏はMBA(経営学修士)で、浙江大学、上海大学、筑波大学の客員教授。TDKの元・役員ともなれば大したものだと思った。Nさんに横さんは中国語も堪能なの?と聞いたら、中国での授業は英語でしょう。とのことだった。
横氏(写真・右)の報告は、中国の実情を熟知している横氏でなければ語れない厳しいものだった。
①日本は日米半導体協定により半導体競争に負けた。トランプ流の相手に対して、英語で対応するのだから負けるに決まっている。②半導体における中国の台頭は凄まじい、1日1万数千の新会社ができて凌ぎを削っている。日本は官も民も中国の内情を知らなさすぎる。③中国は政治体制が全く違う。国際ルールが通用しない。④中国には悪い奴が10人いれば、良い奴も10人いる。⑤中国の工場は昔と違う。設備も新しく、清潔。⑥労働者のモチベーションは驚くほど高い。昭和時代の日本。24時間体制である。⑦働くのを抑制するような今の日本の労働環境では中国に勝てない。今の日本はおかしい。
8月28日、明治大学(写真・左)でグローバルマーケティング研究会があるので参加しませんか?という誘いだった。翌29日は早朝から大相撲牛久場所の予定が入っていたが、またとない機会なので参加することにした。
研究会の代表世話人は大石芳裕氏(明治大学名誉教授)、報告者は横伸二氏(元TDK取締役常務執行役)、報告テーマは”「日の丸半導体、最後の砦=パワー半導体」➡崩れ行くシナリオと「中国製造2025”。横氏はMBA(経営学修士)で、浙江大学、上海大学、筑波大学の客員教授。TDKの元・役員ともなれば大したものだと思った。Nさんに横さんは中国語も堪能なの?と聞いたら、中国での授業は英語でしょう。とのことだった。
横氏(写真・右)の報告は、中国の実情を熟知している横氏でなければ語れない厳しいものだった。
①日本は日米半導体協定により半導体競争に負けた。トランプ流の相手に対して、英語で対応するのだから負けるに決まっている。②半導体における中国の台頭は凄まじい、1日1万数千の新会社ができて凌ぎを削っている。日本は官も民も中国の内情を知らなさすぎる。③中国は政治体制が全く違う。国際ルールが通用しない。④中国には悪い奴が10人いれば、良い奴も10人いる。⑤中国の工場は昔と違う。設備も新しく、清潔。⑥労働者のモチベーションは驚くほど高い。昭和時代の日本。24時間体制である。⑦働くのを抑制するような今の日本の労働環境では中国に勝てない。今の日本はおかしい。
「日本の働き方改革」は「働くな改革ではないか」。という横さんの指摘に心をえぐられた。
日本国民全員、高度経済成長から続いた温ま湯がら脱皮する決意が必要だと感じた。
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