2024年2月7日水曜日

AI(人工頭脳)は人間を超えることができるか?

 
どんな巡り合わせだろう。科学にド素人の81才の老人が、会社OB会の集まりでAIについて話をすることになった。
図書館にいけばAIについての本は沢山ある。ほとんとが、技術的な内容でチンプンカンプンである。その中に「AIが職場にやってきた」という本があった。ニューヨークタイムズの記者が書いた本である。本の中にこんな例が紹介されていた。「産業用ロボットの登場で自動車工場の工員は職場を失った。しかし、トヨタの河合満はハンマーで部品を叩き、その音と匂いで不良個所を発見した。ロボットは河合の領域を侵すことができなかった」。この事例を話すと「やあ面白い、その本の話をして欲しい」ということになった。
ところでAIって何の略、AIと生成AIの違いは・・・。お陰で基礎の基礎から勉強することになった。今はパソコンで検索すると、直ぐ答がでるのでありがたい。まさにAIのお陰である。
AIについて、AIは人間の頭脳を超えてしまう、AIが武器に使用されると大変なことになるなど、その将来につて、数多くの問題点が指摘されている。
ただ、私の調べた範囲では、AIが人間を超えることはないと感じた。一例として、ニュートンはリンゴの落ちるのを見て万有引力を発見した。過去のデータを基に仮説を立てるのはAIの得意とするところだが、ニュートンのようなヒラメキはAIにはムリ。と語る学者がいた。私もその見方に賛成である。
AIが戦争に使用される不安もあるが、これは「核」に対する不安と同じだと思う。つまり、「AI」にしても「核」にしても人間の判断で平和にも人類の破滅にも使用できる。
シッカリしなくてはならないのは人間様なのだと私は思う。
(写真はAIとロボットを駆使したピアノ演奏訓練外骨格ロボット。芸術面の表現領域への研究も進んでいる。1/21 日本経済新聞)


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