2023年11月3日金曜日

南紀旅行②「ホテル川久」はミュージアム・ホテル。全て別格

 
「ホテル川久」は外観やロビーだけではない。
客室、レストラン、温泉、宴会場、全てが世界の名匠が手掛けたものであり、ホテル全体がアートである。”川久ミュージアム”と呼ばれている。
宴会場の天井にはイタリアの画伯ジョルジョ・チェリベルティが「愛と自由と平和」をテーマにした絵が描かれている(左・上)マイクを使用しなくとも声が届くよう音響的なは配慮もされているという。中2階の廊下にはホテルの蒐集品である、ダリ、シャガール、横山大観(左・中)等、世界の巨匠の絵画が展示されてる。                           
温泉はロイヤルスパ「温泉サロン」というテーマで設計されている。白浜温泉は日本三古温泉(白浜・有馬・道後)の一つだという。オーシャンビューの大浴場は”永遠の優しさと強さ”をテーマにしているという。(写真・上)、この他、”悠久の森”をテーマにした中国風の温泉サロンもある。レストランの夕食のテーマは「王様のビュッフェ」がテーマ。和食、中華、洋食から好きな料理を選ぶ。和食の場合、寿司職人、天ぷら職人等が目の前で調理する。コンシェルジェは若い女性職員で統一。部屋の案内から会計まで、懇切丁寧だった。
人手をかけないデジタル対応のホテルが増える中にあって、「ホテル川久」は人間の温もりを感じた。
ネットでは「ホテル川久」は”お化けがでる”という投書もある。一部屋30坪もあるので、広すぎるのである。私の部屋にはリビングコーナー(左・下)とベットルームコーナーのそれぞれ大型テレビが設営されていた。2人以上で泊まった方がよい。



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