2023年11月13日月曜日

楽、音、酒、食、友、秋深まる

 クラシック音楽を趣味にする「NPO法人 龍ヶ崎ゲヴァントハウス」の集いが11日(土)開催された。今回はオーディオ評論家の新 忠篤先生をお迎えした。講演テーマは「”焼かつおスピーカー”で聴く大ピアニスト~クラウディオ・アラウの芸術~」
”焼かつおスピーカー”とは、新先生が廃品を利用して造ったスピーカーである。円筒形の焼かつおの空カンの上部に廃棄されたオーディオセットから取り出したスピーカー・ユニットを上向きに取り付けたもの。スピーカーを取り付けた空カンの下に空カンを6個重ねたという。(写真・上)つまり、原価ゼロのスピーカーである。このスピーカーが南米チリ生まれのピアノの巨匠、クラウディオ・アラウの名演を見事に再現。会場を埋めつくした会員とゲストを唸らせた。
コンサートの後、牛久沼湖畔にある和風レストラン「山水閣」で新先生を囲んで懇親会。秋の夕暮れは早い。牛久沼に沈む夕日のほとぼりの中で乾杯。懇親会の席上、新会員の方々、福島、大阪から参加された会員の挨拶が続いた。
帰り、JR龍ケ崎市駅で新先生とお別れしたが、先生の手荷物は10キロほどあった。先生のご自宅までは2時間かかる。遠路お出でいただいた先生にはただただ、感謝である。




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