2023年9月13日水曜日

「ノーベル賞」に挑戦しなはれ

昨日、NHK「魔改造の夜」に出演したTDKチーム、プロジェクトリーダー・佐藤さん(写真左)と北村さん(右)お2人によるセミナーが開催された。われわれOBパソコンクラブの為に、時間を割いて下さったのである。「魔改造の夜」に出演するきっかけは、以前同番組に出演した、リコーの紹介だったという。佐藤さんが、当時社長だった石黒さんに「番組に出たい」とメールをしたところ、「やってみなはれ」という返事が返ってきた、佐藤さんはこれに「見てくんなはれ」と回答。活動がスタートした。
番組から与えられたテーマはトラちゃんがウサちゃんにバトンタッチし、ウサちゃんがバトンを持って50m走る、という競技と、改良したトーストから鳩を飛ばし、8mの高さにある籠に入れるという2つ。これを京セラチームとヤマハ発動機チームと争うというものだった。
TDKは「トラちゃん、ウサちゃん50mリレー」で見事優勝した。
北村さんは、技術部門のトップから推薦された数名に、公募に応じた技術者を加えた25名の精鋭でチームを作った。はじめて顔を合わせるメンバーだった。このメンバーを適材適所で配置。一番大切なことはチームの目標を決めること「TDKの技術を見せつけよう」「TDKの部品をできるだけ多く使おう」「ゲームだから勝つことだ」と意見が分れた。北村さんは「勝つ」ことだと決断し、チーム一丸となって取り組んだ。取材は1ヶ月半の密着取材。TDKテクニカルセンター(写真左下)の1室を借り切って行われた。
番組の反響は大きかった。家族から「TDKっていい会社だね」といわれた。北村さんは母校の教授から「ちっとも変わらない(明るく、前向き)」というメッセージをもらった。最後に佐藤さんと北村さんから「皆さんが今40代だったらどうしますか」という問いかけがあった。私は「技術者だったらノーベル賞を目指す」と答えた。TDKも2兆円企業。ぜひ、デッカイ夢を見て欲しい。

1 件のコメント:

  1. お疲れさまです。相変わらずアクティブに活躍して、投稿者も多くなり素晴らしいですね!涼しくなったら又ゴルフや取手飲み会宜しく御願い!

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