2023年1月8日日曜日

新春、オーディオ・音楽エピソード


12月30日の夜(31日の早朝かもしれない)夢を見た。CDプレーヤを購入した夢である。
現在使用しているCDプレーヤの調子が悪いのである。市販のCDの再生は問題ないが、手作りのCDRの再生がうまくいかない、さらに現在のCDではSACDの再生ができない。買い換えようと思ってHARD OFFという中古店を時々覗いているのだが適当なのが見当たらず悶々としていた。
夢のお告げがあったので、31日、試しにアマゾンを覗いてみた。ありました。パイオニアSACD&CDプレーヤー「PD-10」¥31,800。早速注文。なんと翌1月1日入荷。
(同時にCDRレコーダ¥18,000も注文したが不具合あり、返品)
ちなみにCDは再生周波数特性が2~20khzと人間の可聴領域を完全にカバーしているのだがSACDは2~50khzと可聴領域を大幅にオーバーしている。可聴領域を超えた部分にも倍音という音の成分があり、これを再生することによって、より音場空間を豊かにしようという狙いである。
一般論でいうと、音質的には、FM放送(50~15khz)の音で十分であり、CD、SACDともオーバースペックである。CD、SACDの音を最大限に引き出すためにはそれに見合った再生装置(コンポーネント)が必要である。

たまたま手元にあったSACDを手にとって驚いたことがある。若杉弘とNHK交響楽団によるブルックナー交響曲全集である。全曲の収録時間は6時間である。これが3枚のCD(¥18,690)に収録されているのである。(普通のCDの場合は10枚、¥19,490)CDと比較してSACDは6倍の容量があり、音質の向上と共にCD枚数の削減にも貢献しているのである。演奏は素晴らしい!
なお、この全集はアナログLPレコードでも発売されている。(15枚、¥171,570)
 さて、「PD-10」のサウンドであるがSACDは確かに音場が豊かである。と同時にCD、CDRの音も向上した。走行系、光ピックアップの読取精度が向上したのが要因と考えられる。
なお、不要になったCDプレーヤーをHARD OFFに持ち込んだところ¥8,000で引き取っていただいた。2~3千円と思っていたので、思わぬお年玉だった。




 

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