2022年7月22日金曜日

一代で売上10兆円企業を目指す!もう一人のカリスマ永守重信

 

 京セラの稲盛和夫も凄いが、日本電産を創業した永守重信も凄い!
永守重信(ながもりしげのぶ)は1944年、京都府生まれ。職業訓練大学校電気科卒業。73年日本電産を設立。現在同社代表取締役会長兼最高経営責任者。日本長者番付で4位。個人総資産48億ドル(「フォーブス」誌)。日本電産は世界NO,1の総合モーターメーカーである。CDプレーヤは勿論、スマホのハードディスク、プリンターにも同社のモーターが使用されている。                                    
                                           
京セラと日本電産は同じ京都のメーカー。永守の目標は京セラだという。日本電産の本社ビルから京セラの本社ビルは良く見える。日本電産は京セラより14年遅れて設立したが売上では肩を並べた。両社とも年間売上は2兆円に迫っている。
永守の凄いところは、長期ビジョンを公表していることである。連結売上げ、2025年、4兆円、2030年、10兆円である。2030年、永守は86才を迎える。メーカーの経営者として1代で10兆円の売上を達成したとなるとギネスブックものではないかと思う。
 永守は小作農だった奥田末次郎とタミの間の6人兄姉弟の末っ子として生まれた。生活は苦しかった。大学も学費がかからない職業訓練大学を選ぶしかなかった。生活費を稼ぐため、高校時代から株式投資をした。母タミの口癖は「人の2倍働け、絶対に楽して儲けたらあかん」だった。永守は人の倍働き、瀕死の重傷を負った企業に資本参加し、人員削減もせず、一気に再建する。
 
 『永守重信語録』の一部である。「一日24時間という時間はすべての人間に平等に与えられている」「信頼の基本は”ごまかさない””にげない””やめない”の3つにある」「”すぐやる””必ずやる””出来るまでやる”」「人の総合的な能力は、天才は別として、秀才まで入れてもたかだか5倍、普通は2倍しか違わない。ところが、やる気、士気、意識は100倍くらいの差がある」
 永守は小生より2才年下。永守を見習い、残りの人生「やる気」を持ち続けて価値のある日々を過ごしたい。

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