2022年4月16日土曜日

深夜のパソコン打ち、1ヶ月

 

2月、A社から周年記念史の出版について相談があった。
知り合いの出版社B社を紹介した。「是非、やらせて下さい」。打合せには社長自ら参加。執筆もお願いしたところ、専属のライターがいます。さすが一流出版社である。見積はかなり高額だったが、A社は「記念出版でもあり結構です」と了解。B社には「いいお客さんをご紹介いただきありがとうございます」とお礼をいわれた。
ところがドッコイ、3月になって「申し訳けございません。当社では対応できません」とB社が断ってきた。理由は記念史の内容に裁判中の事項があることだった。当初はその件も含めて「お任せ下さい」だったのである。仲介した私の立場はなくなった。
 A社に対し「私で良ければ私が書きます」と申し出てみた。お詫びの気持ちもあった。意外にも「お願いします」との返事。「御社にも優秀な書き手がいらっしゃるじゃないですか」と言ってみたが、B社の意向は変わらない。どうも本気のようだ。帰りに厚さ7センチもある裁判のファィルを渡された。(写真・上)
 それから1ヶ月、連日パソコン打ち。深夜小用で目が覚めた時も2時間くらいパソコンに向った。昨日、最終章第8章のパソコン打ち終了。

 重圧から解放された私は気分転換をしたくなった。雨の中、車で霞ヶ浦湖畔にあるジャズ喫茶「ノーチラスカフェ」に向かう。伝説の録音エンジニア行方洋一先生行きつけのカフェである。山本店長が煎れる美味しいコーヒーを頂きながらしばし時間を過ごす。(写真はカフェのカウンターで)
 ところで、1ヶ月かけた原稿、A社のお気に召すのだろうか。ダメだったらプロの筆者を捜そう。帰りの車でそう思った。私は1ヶ月十分楽しませてもらった。

1 件のコメント:

  1. 先輩は普通の人ではないですね!人種が違う?才能は最高で適正もありリスペクトの固まり!先輩みたいな人と知り合えて幸せです!拓治

    返信削除