2022年4月11日月曜日

プーチンの大誤算/上田先輩の「日本千思万考」


 時々、上田和男(こうだかずお)先輩から「日本千思万考」が送信されてくる。
日本のマスコミで報じられてないことも書かれている。
今回は「ロシアのウクライナ侵攻は世界秩序を変えるだった」。以下はその一部である。

「プーチンの目算が狂ったのは、クリミヤの屈辱感を跳ね返そうと、この8年間にわたり、用意周到に国防意識を高めて来たゼレンスキー新政府とウクライナ国民の反撃だったと見られます。特にウクライナの強みは、ITエンジニアを統括する31才の副首相が米のGAFAから学習した、ハイブリット戦に応じるSTEM力で、露軍の通信傍受に成功したこと、テレビ制作会社経験者の大統領の生出演と脚本家大統領夫人らによる国際社会へ向けたネット広報戦をリードして、広く世界の理解と同情を獲得すること、などで、抵抗戦を持続しているのです」
「プーチンの大誤算は、ウクライナ国民の確固たる反ロシアで一致団結を形成した愛国、愛郷心が、世界に強く印象付けられたことでした。音楽を愛するウクライナの人々が、戦火をものともせずに、楽器を鳴らし、国歌「ウクライナは滅びず」を歌い上げる感動的なシーンは、人間性の荘厳さと、栄光も自由も減じず、との誇りで、人々の心をつなぐ力があり、世界への訴求力があります。肥沃な大地が生み出す農産物と、製鉄、造船等の重工業を活かす豊富な電力を生み出す原子力エがエネルギーの5割強を生み出す原発大国ぶり(15基保有、稼働し、今般の国際法違反のロシア軍の原子炉攻撃を受けても、代替電源による稼働等で、大停電を回避した安全確保の技術力は、チェルノブイリの廃炉と復旧に成功し、その近場にニュータウン建設にも成功した安全確保への自信を持つ)からして、ぜひ長期戦を耐え抜き、伝統文化を復旧して平和な日々を取り戻すことを切に念じる次第です」
(写真はウクライナ、31才の副首相ミハイル・フェドロフ氏)


1 件のコメント:

  1. 素晴らしい!びっくりの内容文!何時も素晴らしい!ありがとう御座います

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