自民党の総裁選挙が終わった。予想に反して岸田さんが大差(岸田さん257票、河野さん170票)で勝利した。河野さんの敗因について、マスコミはいろいろと分析しているが、私が一番印象に残ったのは「河野さんは未熟」(29日BSフジ・プライムニュース)という田崎史郎(政治ジャーナリスト)さんの一言だった。出だし順調だった河野さんは候補者の討論会で唐突な発言があった。田崎さんはこうも語った。「本人の為にも、新政権になってもポストにはつかない方が良い」と。同番組にでていた江田憲司さん(立憲民主党)は岸田さんだったらくみしやすいと語った。岸田さんは辛酸を舐めた方である。多分、江田さんが思うようにはいかないと思う。逞しい総理になって欲しい。
個人的にはこんなことがあった。
24日、高校時代の後輩が訪ねてきた。「先輩と一杯に飲みたい。牛久まで行きます。ホテルとって下さい」ということだった。4時近く「牛久に着きました」との電話。2人でスーパーに行き、酒とつまみを買ってホテルに行く。(緊急事態宣言中でお店では飲めないのである)後輩の話とは高校の同窓会の行く末についてのことだった。彼は東京地区同窓会の役員
をやっている。毎年、秋、銀座で親睦会を開催しているのだが、高齢化で参加者が減少している。しかも10年前、母校は北秋田地区の4校が統合され、閉校になっている。それにコロナが重なり八方塞がり。行く末を相談したいと思っても相談相手がいない。やむを得ず、埼玉から茨城の牛久まででかけてきたのである。このような母校愛に燃えた後輩がいるのは嬉しい……。
毎朝、8時~9時まで散歩をしている。散歩道で栗を拾った。美味しかった。