2020年7月7日火曜日

三浦環のオペラアリアを聴く


7月6日、友人である西宮さんからのメール。
「コロナ騒動まだまだ終息しそうもありません。小生巣籠状態です。先日は友人から譲り受けたSPレコード200枚ほど、水洗いしました。(写真)
友人の父上(祖父?)のものだったようで、全て戦前(昭和15年頃)のものでした。
 その中になんとNHK朝ドラで話題の三浦環の”カヴァレリア・ルスティカーナ”のSPがありました。(写真)音は雑音だらけですが聴い
てみて下さい」
NHK朝ドラ「エール」は福島出身の作曲家、古山祐一”古関裕而(1909~1989)”を主人公にしたドラマである。主人公の恋人(後・結婚)音は少女時代、教会で双浦環”三浦環(1884~1946)”のソプラノを聴き感動。歌手になることを決意する。
 三浦環は日本人で初めて国際的に評価されたオペラ歌手。1936年には凱旋帰国し、歌舞伎座でイタリア語で「蝶々夫人」を公演。この後、歌曲やオペラアリアのレコーディングを行った。二宮さんが水洗いしたSPレコードはこの時レコーディングしたものである。
送信されてきた三浦環の「カヴァレリア・ルスチカーナ」、確かに雑音は多いが、かすかに聴こえる名唱に感慨を新たにした。(写真下▷をクリックするとSPが再生されます)
 なお、ユーチューブを検索すると、三浦環の歌った「ある晴れた日」をクリアな音で聴くことができる。また、古関裕而の奥さん、内山金子の歌唱も聴くことができる。


  

   

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