2020年1月15日水曜日

ネットオーディオと百万円クラスのピュアオーディオ

昨日(14日)今年はじめての東京行きだった。
牛久発8:31発の電車に乗る。幸い窓際のボックス席が空いていた。暖かいお茶を飲みながら過行く景色を眺める。1時間で世界で最も活気のある東京に行けるのは有難い。東京駅でこれからお目にかかる先輩Aさんに駅弁のお土産を買う。ここの売店は全国の駅弁を販売しており、レジに販売員が10人近く並んでいる。(写真)映画評論もやっていたAさんに年末観た「アラビアロレンス」の感想を語る。Aさんは同映画を10回も観たいう。自分の観た映画のベストワンだという。
 
Aさんと昼食を済ませた後、秋葉原にあるオーディオの出版社に寄る。幸い会長が在社。会長はカセットテープ時代、誌面で記事で取り上げる他、メーカー各社にアドバイスをし、業界の発展に貢献された。現在、衰退ぎみのオーディオ業界浮揚のために尽力している。会長は特別に社内を案内して下さったが、私が編集室に入ると全員起立して迎えて下さったのに感激した。「東大卒の女性編集者もおりますよ」と会長。試聴室で、テスト中のスピーカーを見せていただいた。音は聴くことができなかったが、外観を見ただけでも凄いと思った。仕上げの美しさは芸術品である。(写真)80万、100万といわれても納得がいく。ただ、昨今はオーディオ店が減少しているので、高級コンポ―ネントを実際にみる機会が少なくなった。
 夕刻、浅草橋のTDK柳橋クラブで開催されたパソコンクラブに参加。パソコンのみならず、音楽・オーディオにも造詣の深い梅木先輩がユーチューブ等パソコンを媒介して送信されるオーディオの再生(ネットオーディオ)について見解を述べるとともに、実演。小型のスピーカーでもハイクォリティの再生音が得られることを実証した。
 偶然、ハイエンドオーディオとネットオーディオの現場に遭遇したが、その中間が抜けている印象を受けた。10万クラスのスピーカーでも大型のウーハーが組み込まれていればネットオーディオで得られない音が再生できる。この中間層を相手にした商品開発を検討して欲しい・・・。と、年金生活者の小生は感じた。
 

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