2019年2月23日土曜日

海外メーカーに身売りした、有名ブランドOBの嘆き

22日(金)は盛沢山のスケジュールだった。

 8:30~グランドゴルフを楽しむ。久しぶりにホールインワンが2発でて。スコア70。このスコアが大会ででれば、上位入賞間違いなし。ただ、そうはいかないのがグランドゴルフである。
 14:00~野村証券つくば支店セミナー。本社からアナリストがきて、今後の世界経済、投資環境について解説。実に明快だった。ただ、これもグランドゴルフのスコアと同じで先のことはわからない。いずれにしろ、自己責任である。


 18:30~代々木上原で「千代田会」この会、ハイエンドオーディオ関係者の集まり。オーディオ評論家、出版社、メーカーの有志が集う。 私が現役の頃、オーディオメーカーといえばパイオニア、山水、トリオのご三家に加え、ティアック、中道、デンオン、オンキョー等が隆盛を極めていた。しかし現在残っているのは一部のハイエンドメーカーだけである。参加者の半分がOB。
ある名門メーカーOBの嘆き節が心に響いた。最近の経営者は短期指向で数字優先。創業者の気持がわかっていない。ブランドに対する愛着がない。直ぐに海外企業に身売りしてしまう。身売りに伴う株主説明会は3時間に及び、代理店だった株主から「株はひきとってもらわなくてもいい。ブランドを残してくれ」という悲痛な声が上がったという。得意のカーナビ分野に大手自動車メーカー自ら参入してきたのも大きかったという。
 テープメーカーもTDK、マクセル、ソニー、フジ等有名ブランドが名を連ねていたが、会の参加者は私一人になってしまった。
 
 ハイエンドオーディオは無くなることはない。世界に目を向ければさらに展望が開ける。日本の職人芸はオーデイオの世界でも輝き続ける。(写真・上)ハイエンドオーディオの守護神、藤岡誠先生(右)(写真・下)居酒屋で食した海ぶどう。初体験。美味しかった。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿