2015年9月12日土曜日

感動!映画「日本の一いちばん長い日」


 今年は戦後70年、映画界、テレビ界、出版界、そろって記念ドラマが展開されている。
おそらく、その中で映画「日本のいちばん長い日」は日本人であれば必見の映画だと思う。
 (10日、有楽町の丸の内ピカデリーで観た。)
 物語は日本が終戦を宣言した1945年(昭和20年)8月15日のドラマである。
当時、私は3才。この時の天皇陛下の英断があって、今の日本がそして自分の幸せがあるという事を痛切に感じた。
 日本が天皇制で本当に良かった。死んだ父が「国体」という事を口癖のように言っていた。
(ここでいう「国体」は国民体育大会のことではない。天皇制を軸とした日本国のことである。)
 軍部の一部には一億総玉砕!一億火の玉になって米軍と戦おうという考えもあったが、天皇は国民の生命を第一に考え終戦を決意し、あの玉音放送となった。
 映画「日本のいちばん長い日」は当時の模様が劇的に描かれていた。昭和天皇を演じる本木雅弘もいい、阿南陸軍大佐を演じる役所広司は名演である。
 特撮等の演出もいい。広島への原爆の劇場内を揺るがす大音響には思わず立ち上がりそうになった。それでも日本は勝てると軍部の一部は勇み立つ・・・。  
 日本の天皇制を称して「日本は神の国」と偉い方が言って辞職に追い込まれた。
気持ちはわかるが、それぞれの国がそれぞれの歴史を持ち、それぞれの国民はそれを誇りに思っている。戦争をしない為ににはそれぞれの国の歴史と誇りを尊重する事だと思った。
(「永遠の〇」も観たがこれも良かった。この映画のデジタル特撮による空中戦は凄かった。)


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