2015年4月28日火曜日
女性市議4割。わが町・牛久
26日行われた市議選。私の住む牛久市の場合、選挙前7名だった女性議員が9名となった。
22名の定数に対して、立候補者27名。この内、現職の女性7名、新人の女性2名。その全員が当選したのである。結果女性議員の占める比率が40%となった。これは珍しいことであり、今日の読売新聞茨城版でも大きく報道された。
内閣府男女共同参画局によると、2013年12月現在、女性の割合が3割以上占めている市区議会は3,9%にとどまっており、担当者は「女性の割合が4割を超える市議会は全国でも珍しい」と語ったという。(同新聞)
私は国政は外交、政治、経済が中心なので、保守系(民主党政権には期待したのだが、あの混乱ぶりには政治に素人の小生でさえ呆れた)。地方区は生活に密着しているので革新系に投票する傾向が強い。今回は革新系の男性候補に投じたが、生活に密着した地方区を考えると、女性の進出は大歓迎である。
世界情勢を見ると、主要国の文化レベルが上がってきており、局地的なトラブルはあっても、第1次、第2次大戦のような戦争は考えにくい。今後、日本にとって、大切な事は人口減少をいかに止めるかだと思う。その為には女性の政界進出が大事である。まずは地方区からそに実績を積み上げ、国政に反映していって欲しい。わが町うしくがその先兵にあるのは誇らしい。
(追報)今日のNHKの朝の報道番組で、牛久のインターネット番組「ちゃんみよTV」が紹介されていた。
2015年4月25日土曜日
音楽写真家 木之下晃 お別れの会
カラヤン、バーンスタイン、小澤征爾等、世界の音楽界の巨匠達の写真を撮り続けて来た木之下晃(2006年、紺綬褒章)が今年の1月12日逝った。死因は虚血性心不全。享年78歳だった。
小澤征爾、田沼武能(日本写真家協会長、文化功労者)等が発起人になり、「木之下晃 お別れの会」が昨日(24日)サントリーホールで行なわれた。光栄にも小生も案内をいただいた。お嬢様が木之下氏の年賀状を整理したら、小生の賀状があったので案内したとのことだった。何年ぶりかにネクタイをし、革靴を履いてでかけた。
会場には著名な音楽家、評論家、写真家が詰めかけていた。日本を代表するピアニスト小山実稚恵がピアノ演奏を献呈した。真近(前から3列目)で聴くピアノの名演奏に圧倒された。木之下はいつも演奏家と対峙して"弓矢を放つようにシャッターを切った”と語っている。特に指揮者の場合、音がでる前に指揮棒を振り下ろす。音楽を理解し、指揮者と一体にならなければならない。木之下の写真から音楽が聴こえる由縁である。(写真、左が小澤征爾、右はカラヤン)
私の勤務していたTDKと木之下さんとの出会いは1978年、37年前である。カセットテープの広告に使用する写真撮影を木之下さんにおい願した。私は商品企画だったが、コピーライターの内野森一とデザイン担当の和泉賢二が木之下さんのウィーン取材旅行を担当した。当時のTDKは広告宣伝費が豊富だった。泊まるホテルは一流、ドイツ語の通訳つきだった。当時博報堂を退職し、フリーカメラマンとして苦労していた木之下さんは好環境のもとで伸びのびと仕事をされたと内野と和泉は語る。
TDKは「FMファン」「週刊FM」「FMレコパル」の3誌に木之下さんが撮影したヨーロッパのオペラ劇場、モーツアルト、ベートーヴェン博物館等の写真を使用した広告(カラー見開き)を連載。TDKカセットテープはハイ・イメージ戦略が効を奏しトップブランドになる。TDKが今日あるのも木之下さんのお蔭である。
2015年4月13日月曜日
在米40年。熱血万年青年!
「4月6日のパーティ。右から湯川れい子、細川元総理夫人、佐藤則男」(西宮聡彦撮影)
来日中のジャーナリスト佐藤則男さんが4月6日、麻布のアメリカンクラブで「ニューヨーク在住40周年パーティ」を開いた。私もご案内をいただいたが欠席した。佐藤さんはコロムビア大学(MBA)卒業。TDK(NY)、国際連合に勤務した国際人。錚々たる方々が出席されるのは目に見えている。子会社の部長職でサラリーマン生活を終えた私のでる幕はない。
だが、たまたま、12日、東京へでかける用事があったので、佐藤さんにメールを入れた。「12日、読売日本交響楽団のコンサートに行くが、その前ご都合がよければお会いしたい」「ありがとうございます。12時に渋谷でどうですか」。意外だった。あの忙しい佐藤さんが会ってくれるという。しかも”ありがとうございます”とある。
お目にかかって旧交を温めた。佐藤さんは「日米文化交流基金」を立ちあげるという。佐藤さんは70才近い。にもかかわらず、眼光鋭い。意気盛んである。2人が意気投合した部分がある。「芸術こそ、世界の平和の原点」「芸術を愛する心に貧富の差、宗教の差、年代の差はない」「芸術には全てを超越する力がある」
午後2時から読売日本交響楽団演奏会。常任指揮者カンブラン(1948年・フランス生)が指揮したブルックナー(1881年・ドイツ生)の交響曲第7番。素晴らしかった。芸術は世界を一つにする事を実感した。
1976年(昭和51年)、私は初めて米国に出張した。34才だった。TDKに勤務していた。米国全土を廻り、レコーダメーカー、レコーディングスタジオ、販売店の方々にTDKテープ、カセットテープの企画趣旨を説明をするのが目的だった。その時、TDKニューヨークに勤務していたのが佐藤則男さんだった。佐藤さんは私の同時通訳を務めて下さった。夜ホテルに着くと、佐藤さんは深夜まで、今後のTDKアメリカのあるべき方向について熱っぽく語った。そして2人の共通の趣味は音楽だった。
「日米文化交流基金」それは熱血万年青年佐藤さんによって日米、世界の友好平和の為にに役立てられるのであろう。期待したい。
来日中のジャーナリスト佐藤則男さんが4月6日、麻布のアメリカンクラブで「ニューヨーク在住40周年パーティ」を開いた。私もご案内をいただいたが欠席した。佐藤さんはコロムビア大学(MBA)卒業。TDK(NY)、国際連合に勤務した国際人。錚々たる方々が出席されるのは目に見えている。子会社の部長職でサラリーマン生活を終えた私のでる幕はない。
だが、たまたま、12日、東京へでかける用事があったので、佐藤さんにメールを入れた。「12日、読売日本交響楽団のコンサートに行くが、その前ご都合がよければお会いしたい」「ありがとうございます。12時に渋谷でどうですか」。意外だった。あの忙しい佐藤さんが会ってくれるという。しかも”ありがとうございます”とある。
お目にかかって旧交を温めた。佐藤さんは「日米文化交流基金」を立ちあげるという。佐藤さんは70才近い。にもかかわらず、眼光鋭い。意気盛んである。2人が意気投合した部分がある。「芸術こそ、世界の平和の原点」「芸術を愛する心に貧富の差、宗教の差、年代の差はない」「芸術には全てを超越する力がある」
午後2時から読売日本交響楽団演奏会。常任指揮者カンブラン(1948年・フランス生)が指揮したブルックナー(1881年・ドイツ生)の交響曲第7番。素晴らしかった。芸術は世界を一つにする事を実感した。
1976年(昭和51年)、私は初めて米国に出張した。34才だった。TDKに勤務していた。米国全土を廻り、レコーダメーカー、レコーディングスタジオ、販売店の方々にTDKテープ、カセットテープの企画趣旨を説明をするのが目的だった。その時、TDKニューヨークに勤務していたのが佐藤則男さんだった。佐藤さんは私の同時通訳を務めて下さった。夜ホテルに着くと、佐藤さんは深夜まで、今後のTDKアメリカのあるべき方向について熱っぽく語った。そして2人の共通の趣味は音楽だった。
「日米文化交流基金」それは熱血万年青年佐藤さんによって日米、世界の友好平和の為にに役立てられるのであろう。期待したい。
2015年4月7日火曜日
掃除、株、音楽、興奮の日々
「シャトー・ミュージアム」(6日、作業修了後、桜が綺麗なので帰宅してカメラを持参し、撮影)
牛久市のシルバー人材センターのご紹介で掃除の仕事をさせていただき9年目となる。4月から掃除の場所がスーパーから「シャトーカミヤ」に変更になった。「シャトーカミヤ」は牛久駅から徒歩10分。牛久の名所である。シャトーは国の重要文化財(改修工事中)、広い庭園があり、ミュージアム、レストランが点在。今、桜が満開である。
「シャトーカミヤ」にはシルバー人材センターから8名が清掃に派遣されている。私の担当はミュージアムが中心。ミュージアムは小体育館ほどの広さ。床清掃、トイレ清掃、展示ケース清掃と2時間かかる。結構体力も使う。先輩達に教えていただきながら頑張っている。先輩達の清掃にかける情熱と技に目を見張った。スーパーの掃除とミュージアムの掃除では世界が違う。運動が苦手な私にとって掃除はいい運動でもある。報酬をいただけるのもありがたい。年間を通すと15万から20万になる。
シルバーの報酬で株の運用を楽しんでいる。株は一日で万円単位で上がったり、下がったりする。つまり、シルバーの報酬の1月~半年分が一日で動く。アベノミックスのお蔭で株価は右上がり。毎日、日本、世界の経済動向に注目。イスラム国等のテロが世界経済に悪影響を与えないか心配である。
4月4日、私が理事(下働き)を勤める音楽同好会「竜ヶ崎ゲヴァントハウス」の特別例会が開かれた。この会の為に、現役の頃、お世話になったキングインターナショナルの大川さんと宮山さんをお招きした。例会の中で昨年、レコードアカデミー賞を受賞したロト指揮による「春の祭典」が再生された。この曲、1913年、ストラヴィンスキーがロシアバレエ団の為にに作曲した作品。春の踊り、大地の踊り、乙女の踊り、生贄の踊り・・・。それはロシアの原始宗教の世界を実感させる凄いものだった。
牛久市のシルバー人材センターのご紹介で掃除の仕事をさせていただき9年目となる。4月から掃除の場所がスーパーから「シャトーカミヤ」に変更になった。「シャトーカミヤ」は牛久駅から徒歩10分。牛久の名所である。シャトーは国の重要文化財(改修工事中)、広い庭園があり、ミュージアム、レストランが点在。今、桜が満開である。
「シャトーカミヤ」にはシルバー人材センターから8名が清掃に派遣されている。私の担当はミュージアムが中心。ミュージアムは小体育館ほどの広さ。床清掃、トイレ清掃、展示ケース清掃と2時間かかる。結構体力も使う。先輩達に教えていただきながら頑張っている。先輩達の清掃にかける情熱と技に目を見張った。スーパーの掃除とミュージアムの掃除では世界が違う。運動が苦手な私にとって掃除はいい運動でもある。報酬をいただけるのもありがたい。年間を通すと15万から20万になる。
シルバーの報酬で株の運用を楽しんでいる。株は一日で万円単位で上がったり、下がったりする。つまり、シルバーの報酬の1月~半年分が一日で動く。アベノミックスのお蔭で株価は右上がり。毎日、日本、世界の経済動向に注目。イスラム国等のテロが世界経済に悪影響を与えないか心配である。
4月4日、私が理事(下働き)を勤める音楽同好会「竜ヶ崎ゲヴァントハウス」の特別例会が開かれた。この会の為に、現役の頃、お世話になったキングインターナショナルの大川さんと宮山さんをお招きした。例会の中で昨年、レコードアカデミー賞を受賞したロト指揮による「春の祭典」が再生された。この曲、1913年、ストラヴィンスキーがロシアバレエ団の為にに作曲した作品。春の踊り、大地の踊り、乙女の踊り、生贄の踊り・・・。それはロシアの原始宗教の世界を実感させる凄いものだった。
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