家内にどんな映画が観たいか聞いてみた。
話題の「図書館戦争」「県庁おもてなし課」はお好みに合わないらしい。「奇跡のリンゴ」は?
と聞いたら「阿部サダヲがでる映画でしょう」ということで、これに決めた。二人とも秋田の農家の出身だし、家内は弘前の学校にも行っていたから、その点でも興味が沸いた。
面白かった!感動した!
絶対不可能といわれていた無農薬リンゴに挑んだ家族の感動の実話物語。冒頭シーンで「なぜ、動物は笑わないのに、人間は笑うのだろう。それが人間の特性だから・・・」と笑顔を絶やさなかった主人公の阿部サダヲ、しかし、想像を絶する苦難に笑顔が消える。
阿部サダヲを支える布陣が素晴らしい。
妻を演じる菅野美穂、3人の娘、義父の山﨑努、実父の伊武雅刀・・・。
朝、映画にでかける時、家の玄関の外が汚れていた。
ツバメが軒に巣づくりをしていたのだ。家に帰っての会話「玄関が汚れちゃって、どうしよう」「巣立つまで、われわれは裏から出入りしよう」「ツバメに玄関をとられたわね」
「奇跡のリンゴ」を観たためか、われわれの気持ちも自然に従順な気持ちになっていた。
ところで、この映画の監督誰だっけ?
原作:石川拓治「奇跡のリンゴ」(幻冬舎文庫)、監督:中村義洋、音楽:久石譲
6月8日(土)全国東宝系ロードショー
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