2013年6月25日火曜日

兄弟会。96才、母の応援メッセージ

(雄川荘から観た横手盆地。ヨーロッパの風景を彷彿とさせる)

 私は5人兄弟である。
姉は昭和12年生まれ76才、兄は15年生まれ73才、私は17年生まれ71才、弟は23年生まれ65才、妹は26年生まれ62才である。

 6月22日(土)、初の兄弟会を雄川荘(秋田・横手市)で行った。幹事は次男である私が引き受けた。(弟がやるのが筋のような気もするが、弟は今も現職の教員ということで、私にお鉢が回ってきた。)
 
 当日のスターはなんといっても96才の母である。
 宴会での母のハーモニーカ演奏には参加者全員が度肝を抜かれた。一緒に住んでいる兄嫁の話によると30数名いる孫、曾孫の名前も全部暗記しているというから恐れ入る。
 
 私は母には随分世話になった。高校を卒業して、TDKの平沢工場(秋田県)に勤務した。自宅から4キロ離れている羽後本荘駅で朝一番電車に乗らないと出勤に間に合わない。母は4時起きで私の朝ごはんと弁当を作ってくれた。妻を世話してくれたのも母だった。
 
 宴会も半ば、その母が「来年も兄弟会をやろう」と言う。これは、子供達に対する母の応援メッセージのように感じた。        
(ハーモニカを演奏する96才の母)


 

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