1月は誠に長く感ずる・・・。
年賀状、新年会が一段落すると、スケジュールは真っ白である。
実は、これが至福の時間である。
まず、地元自分史の会の機関誌「いしぶみ」の編集にとりかかる。
久しぶりにFM音楽放送を聴く。
24日、トゥガン・ソヒエフ指揮/ベルリン・ドイツ交響楽団のショスタコーヴィチ/交響曲第4番・他。
驚くほど音が良い。演奏も充実している。ソヒエフは1977年北オセチアの出身だという。今後が楽しみだ。
楽友から送っていただいた山田一雄指揮/NHK交響楽団のシベリウス/交響曲第2番も聴いてみた。日本の巨匠指揮者というと朝比奈隆が有名だが、それと肩を並べる実力者だということがわかる。シベリウスの指揮者として世界的に有名な渡辺暁雄のように北欧的な情感はないが、スケールが大きく劇的である。中国の大河の流れを連想させる。
山田一雄(1912-1991)は通称ヤマカズの名前で親しまれた指揮者。東京芸術大学名誉教授でもある。情熱的な指揮ぶりで指揮台から転げ落ち、指揮棒を振りながら、ステージに戻ってきた等、エピソードにことかかない。没後20年たった2011年、日本芸術院賞授賞。
ヤマカズのCDは楽友、中川正宣さんがFM放送から録音したものである。
2枚とも私家盤としてレーベルデザインをして印刷した。
FM放送の音楽番組は、パソコンに向いながら毎日聴いている。CDで発売されていないライヴものは録音して私家盤CDを手作り。年金生活・音楽愛好者には誠にありがたい放送である。