2011年6月11日土曜日

神の国、日本・・・?

      (完成した追悼記念誌と、礼状の一部)


 5月27日、昨年末から作業を開始した、父、畠山一男(第31代・又右ェ門)十三回忌追悼記念誌『感謝』が遂に完成した。


 その後、パソコンが故障したこともあり、放心状態の2週間が過ぎた。



 この記念誌B5版、238頁の大作である。

 身内用に作ったものだが、書籍としての評価も欲しいと思い、文藝仲間や、文藝春秋社の社員にも送ってみた。幸いにも丁重な感想文をいただいた。編集者としてこれほど嬉しいことはない。

 追悼誌の半分は畠山家の家族が取り交わした手紙を掲載している。そんなこともあり、わずかの部数しか作らなかった。(非売品)


 編集者としてできるだけ多くの方に考えてただきたい事がある。

 それは家系図である。畠山家の場合、過去帳があるので、先祖と伝えられている畠山重忠から、兄の息子まで33代にわたる家系図を作ることができた。

 歴史があるないは別にして、それぞれの家庭が家系図を作るべきだと思う。

 そのことによって、何百年と遡れば、日本人が一つに繋がっていることが実感できる。

 家族は日本の社会を構成する細胞だということも実感できる。

 そして日本とは、日本人のアイディンティティーとは何かということも見えてくる。


 「神の国、日本」と言ってクビになった総理大臣がいたが、あれは発言のTPOが不味かったのではないか?客観的に他の国をみると、全ての国が「神の国」であり、今でも聖戦が続いている。戦争は容認できないが、それぞれの国が神を信じている。強要してはいけないが、日本、日本人も、祖先、神道、仏教に真面目に対峙すべきではないかと思った。



 



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