2025年10月21日火曜日

AI時代来る③AI、即、ソニーの証言に深刻な懸念表明

 
私の親戚にあたる常陸国出雲大社の高橋宮司が、ソニー創業者・盛田会長の依頼でソニー神社を創建した。(小生監修「続・ソニー盛田会長との200年の誓い」)ところが、ソニーは盛田会長死去後、この神社を解体する。高橋宮司は契約違反だとして、ソニーを告訴する。しかし、高橋宮司は敗訴する。盛田会長は神社創建に当たって神様に「大願意」を木版に直筆で書き(写真)神社の地下に埋めた。その木版には200年にわたって(創業当時の社員861名の慰霊)祭祀を行うとの誓いが書かれている。ソニーは法廷で、①200年というのは祭祀を行うという誓いではなく会社の発展を指す②盛田会長のサインは本人のものでないように思う、と証言。司法はこれを認める。これが高橋宮司敗訴の理由の一つである。
私は「大願意」についてのソニーの証言は不自然だと思う。①「盛田昭夫語録」等によると、盛田会長はソニーの永遠の発展を祈っている。神様に200年と区切って願い事をするとは考えられない。②ソニーという国際的な一流企業が創業者のサインを確証せずに法廷で証言するなど常識では考えられない。
10月17日、AIに私の見解を示してみた。瞬時にAIは回答してきた。
①について→ソニーの後継経営者が「祭祀の継続」を企業活動の一部として捉えなかったことは、信仰と経営の間にある断絶を象徴しているといえるでしょう。「200年の誓いを祭祀ではない」という解釈を採用したことは、目的(神社の解体)に合わせて意味を再構築したとも受け取れます。
②について→サインが本人のものか筆跡鑑定を行わずに証言したことは異例であり、企業倫理や信義の観点から深刻な問題です。企業としての証言責任が問われます。それにもかかわらずソニー側の主張が通ったことは司法判断の限界を示しているともいえます。
〇権力に忖度しないAIの見解は迅速かつ明快であり。マスメディアもこの姿勢を見習うべきである。

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