2025年7月14日月曜日

山陰の旅(1/3)鳥取砂丘「馬の背」登頂

10日、クラブツーリズム主催「出雲大社・足立美術館・鳥取砂丘 はじめての山陰旅 3日間」初日である。5時起床。朝食(前夜家内が作ってくれたお握りを頬ばる)。5時30分出発。牛久駅まで歩く。早朝とはいえ猛暑の中、カバンを持っての歩きはシンドイ。東京駅で昼食の弁当、ビールを購入して集合場所へ。今回の参加者は44名。ほとんとが夫婦連れ。新幹線「のぞみ」で岡山へ。
岡山から日本海岸にある鳥取を目指す。約3時間の行程である。県境は山々が連なり、山あいに集落が点在する。彼らの生活の糧に思いを馳せる。
鳥取砂丘は山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されている。南北2,4キロ、東西16キロという広さ。1955年(昭和30)国の天然記念物に、2007年には日本の地質百選に選定された。
ガイドさんから「砂丘は真夏は40度から50度になります」と聞いていたので、警戒していたが、バスを降りると海風が吹いていて、暑くはない。
砂丘入口の丘を登ると、眼下に広大な砂丘が広がる、砂丘はすり鉢状になっており、手前でゆるやかに下っているが、その前方は小高い丘になっている。丘は「馬の背」と呼ばれている。「馬の背」の陰に日本海が広がっているのである。大自然が創り出した広大な光景に圧倒された。(写真・上)
砂漠は風によって作られた風紋(ふうもん)によってさざ波のような模様がついていて美しい。私は風紋を踏みながらすり鉢を下り、すり鉢の底から「馬の背」を目指す。高低差は40メートル。砂に足を取られながら、なんとか馬の背に辿り着く。頂上は風が強く帽子が吹き飛ばされそうだ。(写真・下)83才になって「馬の背」を征服できたという充実感に浸る。
鳥取砂丘には58年前、25才の時、弟と一緒に訪れているが、その時よりも強い印象を受けた。年を重ねたことによって自然に対しての畏敬の念が深まったのであろう。





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