今朝、アマゾンを開くと「ステレオ時代」neo7号の発売記事が掲載されていた。
「ステレオ時代」は澤村編集長と1~2名のスタッフで取材を行っている。他のオーディオ誌のようにオーディオ評論家は登場しない。
音楽・オーディオ誌の名門というと音楽の友社があるが、同社で出版している「レコード芸術」は休刊。「音楽の友」は不定期という厳しい現状である。「ステレオ時代」には澤村編集長の取材記事に固定読者がついているのが、継続出版できている要因だと思われる。
「ステレオ時代」は他のオーディオ誌と比較するとカセットテープオーディオに関する記事が多いのが特徴である。私はTDKでカセットテープの商品企画の仕事をしてきた関係で澤村さんには随分お世話になった。
7号には「カセットテープの頂点、MA-R誕生の真実」と「世界初の音楽カセット、TDK SDカセット開発こぼれ話」が掲載されている。私が現役の頃、お世話になった技術者の方に登場していただいた。技術者の話を聞いて、今さらながら技術の重要性を認識した。その方々を相手に当時、こんな音のカセットを作ってくれとお願いをしていたのである。なんと恥しらず、世間しらず、と自分を恥じた。
「ステレオ時代」は澤村編集長と1~2名のスタッフで取材を行っている。他のオーディオ誌のようにオーディオ評論家は登場しない。
音楽・オーディオ誌の名門というと音楽の友社があるが、同社で出版している「レコード芸術」は休刊。「音楽の友」は不定期という厳しい現状である。「ステレオ時代」には澤村編集長の取材記事に固定読者がついているのが、継続出版できている要因だと思われる。
「ステレオ時代」は他のオーディオ誌と比較するとカセットテープオーディオに関する記事が多いのが特徴である。私はTDKでカセットテープの商品企画の仕事をしてきた関係で澤村さんには随分お世話になった。
7号には「カセットテープの頂点、MA-R誕生の真実」と「世界初の音楽カセット、TDK SDカセット開発こぼれ話」が掲載されている。私が現役の頃、お世話になった技術者の方に登場していただいた。技術者の話を聞いて、今さらながら技術の重要性を認識した。その方々を相手に当時、こんな音のカセットを作ってくれとお願いをしていたのである。なんと恥しらず、世間しらず、と自分を恥じた。
当時、技術者の方から、「音楽やオーディオを学んでない畠山をどうして商品企画の責任者にしたんだ」と私を起用した上司は聞かれたという。その時、上司は「畠山君はセンスがある」と答えた、私が商品企画の責任者になれたのは「ご縁」としかいいようがない。私も82才。澤村さんとの取材共同企画もこれが最後ではないかと思う。その掉尾を飾る2大企画だった。
(写真は「ステレオ時代」neo2号の取材風景。右が畠山。TDK本社にて)