2024年1月4日木曜日

初詣。新時代の神社「常陸国出雲大社」高橋宮司の執務室

 初詣は今年も茨城県笠間市にある常陸国出雲大社を尋ねた。
同大社は創建して30年しか経っていないのに、関東にシッカリ根付いている。
私は家内安全祈願をしたが、私と同じグループで祈願された方々(神主が祈願者の名前を読みあげる)は東京、福島、栃木、茨城がほぼ同じ比率だった。
神社といえば神話の時代の神々、天皇家に関するもの、武将等の著名人、疫病、戦死者を弔うものなど、歴史に関するものが多く、靖
国神社を除けば数百年以上経つものが多い。
ところが常陸国出雲大社は昭和22年生まれの高橋宮司が「大国主大神のご神徳を分け隔てなく多くの方々に行きわたらせたい」という独自の宗教観で創建したものであり、神社の建設は昭和、平成、令和3代にわたって今も続いている。建設資金は数十億になるが、樹木葬の運営等で賄っているというから高橋宮司の事業家としての才能は特筆すべきものだと思う。
今回、特別に高橋宮司の執務室を見せていただいた。(写真・上)
一流企業の社長室と同等の威容に驚いた。
この執務室を拝見しただけで、高橋宮司は世間でいう神社の宮司とは桁が違うと感じた。
高橋宮司は「神様を利用して事業をやっているのではないか」と誤解されそうだが、大国主大神のご神徳を次世代に引き継いでくためには、事業家としてのセンスも大切だと高橋宮司は身をもって実践していると感じた。
(写真、左下は社務所の山鬼ホールに展示されている「現代アート」)

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