2024年1月2日火曜日

どうする!ニッポン「若者の活用」「世界に向け野心を持つ」

元日の日本経済新聞一面トップのタイトルは『昭和99年・ニッポン反転”解き放て”』。
さすが日経だと思った。前書きにこうあった。「2024年、日本は停滞から抜け出す好機にある。物価と賃金が上れば、凝り固まった社会は動き出す。日本を世界第2位の経済大国に成長させた昭和のシステムは、99年目となると時代に合わなくなった。日本を”古き良き”時代から解き放ち、作り変える。経済の若返りに向け反転する」
第7面のグラフが衝撃的である。(表・上)世界のGDP(国内総生産)に占める日本の割合は1994年(平成4年/昭和67)17,8%だったが、2023年(昭和98)4%に急降下。日本の地位が下がったのはライバルが伸びたためだという。22年中国のシェアは17,8と日本の絶好調時に並んだ。韓国は2,8%で日本の足元に迫っている。
昭和のシステムの何が時代に合わなくなったのか、「終身雇用」「年功序列」が直ぐ頭に浮かぶ。これを「東洋経済」誌は”仲良く貧乏”と名付けている。

日経が今年が反転の好機と指摘している一因として挙げているのが年齢構成「24年、日本に住む人の半数が50才を超える。一方で20才~64才の内、20~30代の比率は27年に37、7%で底打ちして上っていく。人は減るが若返る」若い年代の発想を大胆に活かし、世界に眼を向け野心を持つことでニッポンを反転できる。しなくてはならない。と説く。

大谷君がニッポンのイメージを維持してる間にニッポンを反転させたいものである。

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