(上野、西洋美術館前庭。右後方はルーブル美術展に並ぶ人達)
昨日(10日)、東京へ出かけた。
13時に上野駅・公園口で太田さんと会う約束。
早めに着いたので周辺をブラブラしていたら、西洋美術館の前に長蛇の列。「ルーブル展」が開かれていた。チケットを買うのに80分待ちだという。
美術館の前に「東京西洋美術館を世界遺産に」というノボリがたっていた。西洋美術館はそんな価値があるのかなと疑問が湧く・・・。
西洋美術館の隣にあるテラスでワグネリアンである太田先輩(79才)さんの話を聞く。ドイツの哲学者であるニーチェやマルクスの名前がでてきて、少々難解であったが、貴重な内容でもあった。ワーグナーに対するこの情熱が太田さんの健康の源泉だと感じた。
15時から新宿に行きもう一人の楽友である、中山さんに会う。ヴァン・クライバーンコンクールで辻井伸行君が優勝したことが話題になった。我々音楽仲間ではクライバーンコンクールのスティタスはあまり高くないが、なにはともあれ、クラシック業界にスターが現れるのは業界活性化のためにも大歓迎ということになった。
帰り、馴染みの銀座クラブへ寄ってみた。ママが不況でお客が少なく、借金をしてなんとかやってます。と嘆いていた。ビール一杯だけご馳走になって退散した。
新橋駅から山手線に乗った。駅のホームから広場を見下ろと、人だかりがしている。そうだ、新橋駅前は銀座のソニービル前と並んで、サラリーマンの待合場所として有名だったと、現役時代のことを思い、懐かしくなりシュッターを切った。
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