2025年5月17日土曜日

東京の弁護士事務所訪問

12日(月)12時30分、義弟が迎えに来た。
迎えの車は運転手付きレクサスである。行先、昨年は箱根だったが、今回は東京である。「東京の弁護士事務所に行くので同道して欲しい」という。つくば・牛久インターから常磐道に乗る。
係争中の案件が、山場を迎えているので、一般人の立場から助言して欲しいということだった。私も東京の弁護士事務所に行くなどという機会は人生でありえないことなので、同道したしだいである。(同道するのはいいが、このような場合、着るものに困る。60才で退職してから背広は新調していないし、革靴もほとんど履いたことがない)
車は順調に走り、2時には銀座に到着する。約束の時間は3時30分である。「大分時間がありますのでお茶でも飲みましょう」。義弟は帝国ホテルのラウンジに入る。現役の頃同ホテルを使用したことがある。当時は交際費だったので料金は気にしたことがなかった。ラウンジのメニューを見る。ブレンドコーヒー、2,500円。さすが帝国ホテルである。
弁護士事務所は帝国ホテルの近く、有楽町のビルの中にあった。
義弟は開口一番「今回の案件は固くならず、楽しくやりましょう」「そう言っていただけば私も助かります」と弁護士は答える。さすが大物同志である。弁護士先生の聞き上手に驚く。これに乗って義弟は時にはテーブルを叩いて熱弁を奮う。打合せは予定時間を一時間オーバーして6時30分に終了。話合いの大部分は世間話である。と、いっても世間のレベルが違う。経済界、政界の話。「ところで、今回の案件のキーポイントについてどうお考えですか」と私はやっと一言。大物2人はご心配なく。という表情である。
帰りの車の中で「今回の案件はやり易いと先生が言っていたので一安心です」と義弟。因みに先生は東大・法科の出身だそうだ。
(写真は帝国ホテル・玄関)

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