毎年のことだが、年末年始というとテレビはバラエティ番組ラッシュ。どこをみても「サンマ」「ジョージ」「ざわつくメンバー」。変わったところといえば、池上彰の番組が増えたこと。手軽に2024年を振り返り、2025年を展望できるので助かる。年末恒例の紅白歌合戦は、知らない歌手ばかり。年始に来宅した、30才の孫娘も「私もわからない」というから今年83才を迎えるジジイにわかるはずがない。
正月、最大の気分転換は、録画しておいた「世界のクロサワ」・黒澤明(1910-1998)の3本立て。「七人の侍」(1954)「用心棒」(1961)「椿三十郎」(1962)。その中で輝ていた俳優といえば、やはり三船敏郎(1920-1997)。「七人の侍」の野人のような百姓上がりの侍も良かったが、「用心棒」(写真・上)「椿三十郎」の浪人は凄かったですね。特に「椿三十郎」では40秒で30人を切り倒すという電光石火の殺陣。さらに最終幕、仲代達矢との一騎打ち。長いにらみ合いが続いた後の居合切り。仲代の脇腹からブシュ―と血しぶきが噴き出るシーンは圧巻だった。
この三作品は今まで何回か見ているはずだが、年齢を重ねた現在、その作品の偉大さをより明確に感ずるのである。改めてクロサワの凄さを実感した。
なんと、なんと、1月11日からはBS4Kで、黒澤明、小津安二郎、溝口健二という三大巨匠の作品が4Kデジタル修復版で放映されるという。
正月、最大の気分転換は、録画しておいた「世界のクロサワ」・黒澤明(1910-1998)の3本立て。「七人の侍」(1954)「用心棒」(1961)「椿三十郎」(1962)。その中で輝ていた俳優といえば、やはり三船敏郎(1920-1997)。「七人の侍」の野人のような百姓上がりの侍も良かったが、「用心棒」(写真・上)「椿三十郎」の浪人は凄かったですね。特に「椿三十郎」では40秒で30人を切り倒すという電光石火の殺陣。さらに最終幕、仲代達矢との一騎打ち。長いにらみ合いが続いた後の居合切り。仲代の脇腹からブシュ―と血しぶきが噴き出るシーンは圧巻だった。
この三作品は今まで何回か見ているはずだが、年齢を重ねた現在、その作品の偉大さをより明確に感ずるのである。改めてクロサワの凄さを実感した。
なんと、なんと、1月11日からはBS4Kで、黒澤明、小津安二郎、溝口健二という三大巨匠の作品が4Kデジタル修復版で放映されるという。
4日は笠間市の常陸国出雲大社に初詣(写真)。高橋宮司と昼食。宮司は1992年(平成4)にこの地に神社を建立。30億円の借入をして神社を建立したという。自分が途中で倒れた時のために生命保険をかけたが生命保険の上限は5億円。「つまり、5回死なないと借金を返せない状態からスタートしたんです」と笑う。新年早々壮絶な話だった。現在、常時50名の職員が働いているという。日本一繁盛している神社になったのである。
高橋宮司はクロサワのような天才なのかもしれない。
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