2020年11月14日土曜日

外山先生のベートーヴェン交響曲全集&「SLによる日本の旅」

 このところ、小生にとってはかけがえのない事柄が進行している。

①TDK元会長、澤部肇さんが書いた本「神田のサンマとニューヨークの青空」が出版された。本によると、澤部さんはTDK創業者、斎藤憲三さんにお目にかかったことはあるが、会話を交わされたことはないという。私は澤部さんと同じ年だが、斎藤さんとは数回会話を交した。社内報を担当していたためである。TDK・OBの中でも斎藤さんや創業当時の方に直に接した方が次々と逝去されている昨今、創業当時のことを書き残し、語り継ぐことは大切であり、責任の重さを感じる。そんな年になってしまった。

②日本の指揮者といえば小澤征爾(85才)がなんといっても有名である。が、日本には89
才で現役の指揮者として活躍している指揮者がいる。大阪交響楽団の名誉指揮者、外山雄三
である。その外山と大阪交響楽団によるチャイコスキーの後期三交響曲が先月発売された。アッと驚く名演である。まさに”巨匠の風格”。縁あって、外山雄三指揮大阪交響楽団CD化プロジェクトの応援をしている。年末にはこのコンビによる「ベートーヴェン交響曲全集」が発売される。これに関連した打合せが昨日、キングインターナショナルで行われた。終了後、うなぎ料理の老舗「かぐら坂”志満金”」(創業150年)でご馳走になった。この日、都内のコロナ感染者は昨日に続き300名を越した。コロナ第3波である。

③9日、刈谷ベテランズクラブで「音で聴く、SL日本の旅」を開催した。講師の行方洋一先生とは綿密な打合せを行った。7日、夜、行方さんは土浦のジャズ喫茶で、「筒美京平を偲

ぶ」イベントを開催していた。筒見さんは一月前、亡くなられた。80才だった。筒美さんは「サザエさん」や「木綿のハンカチーフ」(太田裕実)の作曲者として有名。筒美さんは自分が作曲した曲を録音する時、行方さんを指名した。行方さんによると、何故か、自分が指名されるのは女性歌手の時だったという。行方さんとは講演の内容は勿論、会場である刈谷自治会館へのアクセスまで確認した。9日は40名が参加。SLの爆音と汽笛を聴きながら少年少女時代に想いを寄せた。

1 件のコメント:

  1. ベートーヴェン生誕、チャイコフスキー生誕180周年と私には縁がなく?申し訳ありませんが「木綿のハンカチーフ」の太田裕美は私も大ファン!来月のゴルフと宴会楽しみです!よろしくお願い致します。

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