25日(水)、小雨の中、東京へ。
東京ドームで都市対抗野球大会がはじまった。
TDK(秋田・にかほ市)が東北第1代表として7年ぶりに全国大会に出場。京都市代表、日本新薬と対戦する。にかほ市は人口2,3万の小都市。その代表が147万の京都市と対戦するのである。
本来であれば、地元秋田から大応援団がバスで繰り出されるのであるが、コロナ禍である。それでも内野スタンドはTDKの応援団でほぼ埋まった。(写真)
試合がはじまり、驚いたのは身近で見る、ピッチャーの球速と打球の速さである。ナマで見る社会人野球の迫力は凄い。一球一打息が詰まる。高齢の私には刺激が強すぎる。
ピッチャーの打球がキャッチャーミットに収まるバスンという音、打球の鋭さを見ると日本新薬の方が上手のように感じたが、TDKは隙のない守備で応じ、一進一退。TDKは2対1で惜敗。
惜敗はしたが、強豪と互角に戦った選手に拍手を送りたい。選手達も憧れの東京ドームで力一杯戦い悔いはないだろう。私の元気なうちに、もう一度東京ドームに来て欲しい。
翌日の毎日新聞に2点を追う7回の裏2死1塁で適時3塁打を放った北畠選手のプロフィールが紹介された。北畠選手は青森・弘前学院聖愛高1年の時、夏の甲子園に出場。10打数5安打で注目を浴びる。八戸学院大でも首位打者賞、最優秀賞と北東北大学リーグで賞を総ナメにした。自分を必要とし、地元・青森に近いということでTDKに入社したという。
入社してくれてありがとう。OBとしてお礼を言いたい。