2018年12月4日火曜日

日本初の本格的ワイン醸造場(重要文化財・牛久シャトー)


わが牛久市のシンボルは、なんといっても牛久シャトー。
牛久駅東口から徒歩5分のところにある。

1903年(明治36年)実業家、神谷傳兵衛が、日本初の本格的ワイン醸造場を牛久に作った。(写真上・シャトー正面事務棟)6万平方メートルの広大な敷地に醸造場、葡萄畑、ミュージアム、レストラン等が点在する。シャトーは「近代化産業遺産」として2008年、国の重要文化財に指定されている。

 先月、施設運営会社の都合により、シャトーのワイン・ビール工場、レストラン、売店が今月28日で閉鎖されると発表された。ただし、神谷傳兵衛記念館、ミュージアム(写真中)は引き続き公開されるという。ミュージアムにはシャトーを運営するオエノングループの歴史、商品、販売促進物が展示されている。ワイン、焼酎、日本酒、ウィスキーづくりにかける職人さん、デザイナー達の執念を感じることができる。
 庭園の散策もできる。庭園には四季折々の花が咲き、草木が心を癒してくれる。竹林やプラタナスも見事である(写真下)

私は2015年からシルバー人材センターを通じて牛久シャトーの清掃を行っている。週2~3日、8時~2~3時間であるが、当番の日は気力充実。掃除の仲間は9人。70代~80代。男性は2人。時々、おばさん達から「うちでとれたネギです」「冬瓜です」と野菜をいただくこともある。
 レストランの掃除に行くと、調理の方々が白いユニフォームを着て下準備をはじめている。「お願いします」「ありがとうございます」と清掃のわれわれに声をかけて下さる。皆さん礼儀正しい。

 できれば、従来通り、全ての施設の営業を続けて欲しい。牛久市では市民による継続嘆願運動がはじまっている。

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