久し振りにジックリCDを聴く。(写真)
取り出したのは「ベートーヴェン:三重協奏曲、交響曲第2番(ピアノ三重奏曲版)」。特に交響曲第2番が面白かった。交響曲第2番はベートーヴェンが31歳だった1802年に完成した。この時期、ベートーヴェンは既に聴覚に異常を感じ遺書まで書いた。しかし、交響曲第2番は明るさと希望に満ちている。ピアノ三重奏曲版は第2番の自筆譜を所有していた弟子のフェルディナント・リースの作という説が有力である。
ところで、この三重奏曲、聴いてビックリ。第一楽章から、ピアノとバイオリンとチェロの掛け合いが素晴らしい。自発性に溢れた丁々発止の掛け合いはジャズやロックのような柔軟性と奔放さを感じさせる。管弦楽にょる第2番も素晴らしいが、三重奏による第2番はベートーヴェンの革新性を印象づける。1800年代のロックミュージシャンといってもよい。
クラシック音楽の世界は無限の豊かさに満ち溢れている。
そのことを71年にわたり、伝えてきたのが音楽の友社の「レコード芸術」である。「レコード芸術」は毎月リリースされるCDを紹介し年末にはレコードアカデミー賞を選定するなど優れたCDを紹介してきた。
冒頭で書いた「ベートーヴェン:三重奏曲」も「レコード芸術」で”特選盤”になり、その存在を知った。音楽ファンは、これから新譜情報をどうやって探索すれば良いのだろうか。確かにレコード会社やレコード店のホーム頁を検索すれば新譜情報は得られる。しかし、総合的に客観性に照らした情報とはならない。そこに「レコード芸術」の存在感があった。音楽ファンとして、一刻も早い復刊を臨む。
休刊の理由として、出版社は紙や印刷費の高騰をあげているが、厳しい状況の中で出版を継続している専門情報誌もある。編集方針も含めて再検討してみていただきたい。
取り出したのは「ベートーヴェン:三重協奏曲、交響曲第2番(ピアノ三重奏曲版)」。特に交響曲第2番が面白かった。交響曲第2番はベートーヴェンが31歳だった1802年に完成した。この時期、ベートーヴェンは既に聴覚に異常を感じ遺書まで書いた。しかし、交響曲第2番は明るさと希望に満ちている。ピアノ三重奏曲版は第2番の自筆譜を所有していた弟子のフェルディナント・リースの作という説が有力である。
ところで、この三重奏曲、聴いてビックリ。第一楽章から、ピアノとバイオリンとチェロの掛け合いが素晴らしい。自発性に溢れた丁々発止の掛け合いはジャズやロックのような柔軟性と奔放さを感じさせる。管弦楽にょる第2番も素晴らしいが、三重奏による第2番はベートーヴェンの革新性を印象づける。1800年代のロックミュージシャンといってもよい。
クラシック音楽の世界は無限の豊かさに満ち溢れている。
そのことを71年にわたり、伝えてきたのが音楽の友社の「レコード芸術」である。「レコード芸術」は毎月リリースされるCDを紹介し年末にはレコードアカデミー賞を選定するなど優れたCDを紹介してきた。
冒頭で書いた「ベートーヴェン:三重奏曲」も「レコード芸術」で”特選盤”になり、その存在を知った。音楽ファンは、これから新譜情報をどうやって探索すれば良いのだろうか。確かにレコード会社やレコード店のホーム頁を検索すれば新譜情報は得られる。しかし、総合的に客観性に照らした情報とはならない。そこに「レコード芸術」の存在感があった。音楽ファンとして、一刻も早い復刊を臨む。
休刊の理由として、出版社は紙や印刷費の高騰をあげているが、厳しい状況の中で出版を継続している専門情報誌もある。編集方針も含めて再検討してみていただきたい。
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