私も84才、音楽・オーディオ関係のものを整理する時期になった。
まずは、LPレコードである。LPレコードは素晴らしい音が収録されているのであるが、その音をCD並以上に再生するのは至難の業である。アナログ再生では防ぎようがない回転ムラが起因のワウフラッター(音ゆれ)、それに加えてチリ、ホコリが起因のプチノイズ、盤面の内周、外周の違いが起因となる音質の差・・・。やはりデジタルにはかなわない。
LPレコードの美しいジャケットや、読み安い解説には未練があるが、処分することにした。
その過程で盲目の名歌手スティービー・ワンダーのアルバムがでてきた。
スティービーの「ザット・ガール」は彼にとって通算32曲目のトップ10(ビルボード誌HOT 100)ヒット。これはエルビス・プレスリーの38曲、ビートルズの33曲に次ぐ歴代第3位の記録である。
TDK・米国の総支配人だった上田和男さんはスティービーにTDKカセットのコマーシャルに出演して欲しいと交渉する。(写真)その時、スティービーは、「貴方たちが私を選ぶ前から、私の選択はTDKカセットでした」と答え、上田さんの申し出を快諾した。スティービーはメロディが浮かぶとカセットテープに吹き込む。そのカセットはTDKだったのである。
まずは、LPレコードである。LPレコードは素晴らしい音が収録されているのであるが、その音をCD並以上に再生するのは至難の業である。アナログ再生では防ぎようがない回転ムラが起因のワウフラッター(音ゆれ)、それに加えてチリ、ホコリが起因のプチノイズ、盤面の内周、外周の違いが起因となる音質の差・・・。やはりデジタルにはかなわない。
LPレコードの美しいジャケットや、読み安い解説には未練があるが、処分することにした。
その過程で盲目の名歌手スティービー・ワンダーのアルバムがでてきた。
スティービーの「ザット・ガール」は彼にとって通算32曲目のトップ10(ビルボード誌HOT 100)ヒット。これはエルビス・プレスリーの38曲、ビートルズの33曲に次ぐ歴代第3位の記録である。
TDK・米国の総支配人だった上田和男さんはスティービーにTDKカセットのコマーシャルに出演して欲しいと交渉する。(写真)その時、スティービーは、「貴方たちが私を選ぶ前から、私の選択はTDKカセットでした」と答え、上田さんの申し出を快諾した。スティービーはメロディが浮かぶとカセットテープに吹き込む。そのカセットはTDKだったのである。
アルバムを開くと、「音楽の心を、そのままに。TDKカセット・ニュー・ラインナップ」という帯がついている。
TDKカセットテープの商品企画を担当した私としては、このLPを捨てることができない。
上田先輩は残念ながら2024年、亡くなられた。
TDKカセットテープの商品企画を担当した私としては、このLPを捨てることができない。
上田先輩は残念ながら2024年、亡くなられた。







