2018年12月14日金曜日
忘年飲み会8回(中)TDK新本社ビル、高文会、チンドン屋
10日(月)「高文会・忘年会」。高文会とはTDK創業の恩人の一人、高尾三郎氏を偲ぶ会である。この会、平成19年、高尾三郎文集「皆さん聞いていただきたい」を出版したことに端を発っしている。この本の編集に携わったのは渋谷敏則、川崎利男、廣本潔、小生の4人。その後、4人の他に高尾さんを慕う方々が集まり「高文会」が発足した。メンバーの中心だった方々が次々と亡くなられ、幹事役の小生が会の解散を宣言した。しかし、元・人事部長のYさんから、ご自分が幹事をやっても継続したいという強い決意が発せられ、有志で会が再開した。
今回、11月にTDKの新本社が日本橋の高層ビルに引っ越ししたこともあり、会食(昼)の前に訪問することになった。新本社の受付フロアーは26階。窓外を見ると、銀座方面である。その先に東京湾。(写真)TDK、今や売上1兆3千憶。社員10万名の国際優良企業である。
TDKは昭和10年、カネボウから設立資金を借りて設立された。高尾さんもカネボウからTDKに派遣された。カネボウが手掛けていた繊維産業は当時鉄鋼、自動車と並ぶ基幹産業だった。そのカネボウは2007年解散した。TDKは現代の基幹産業である電子部品産業に位置している。今後も発展を続けることがカネボウ、および高尾さんへの恩返しになる。
TDK本社訪問の後、高島屋特別食堂で会食。話題は政治、経済、国際問題とハイレベル。さすが高文会である。
11日(火)11時、銀座で元・広告業界のAさんと情報交換。Aさん、80代だがまだまだお元気。「私の若い頃は広告業というとチンドン屋といわれたもんですよ。母がね、″うちの息子は新聞社に勤めてます″って見栄はってました。広告業といえなかったんですね」今は電通、博報堂・・・といったら一流企業である。
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