2010年9月26日日曜日

ベートーヴェン演奏の原点




 昨日、レコード会社から宅急便が届いた。


1977年カラヤン・ベルリンフィル来日公演「ベートーヴェン交響曲全集」である。


 聴いてみて、これがベートーヴェン交響曲演奏の原点だと思った。


 揺るぎのない構成力、安定したテンポ、低音部のシッカリした音。


 さすが、カラヤン・ベルリンフィルである。


 


 このコンサートの模様は、当時FM東京の「TDKオリジナルコンサート」という番組で放送された。


 貴重なコンサート記録なので、レコード会社は何回もCD化に関係機関と交渉。小生もTDK退職後、そのお手伝いをした。レコード会社の努力の甲斐があって遂にCD化が実現した。




 当時の収録の模様は「伝説のクラシックライヴ」という本に詳しく紹介されている。


 この本の出版は小生が企画し、あちこちの出版社をかけずりまわり、TOKYO FM出版から出版してもらった。2005年の発売だがまだ売れ続けている。




 昔の仕事が時々蘇って、注目を浴びるのは嬉しい。

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