2025年5月3日土曜日

最大のライバル、マクセル元社長さんにお目にかかる

 カセットはオランダのフィリップスが考案したものだが、日本のテレコメーカーとテープメーカーに特許を無償公開した。会話の録音しかできなかった品質を音楽用に向上させたのは
TDK、マクセルといった日本のメーカーだった。TDKにとって、マクセルは最大のライバルだった。昨日、カセットビジネスの余韻が残っていた頃、マクセルの社長さんだった赤井紀男さんにお目にかかった。赤井さん、1940年生まれ。私より2年先輩だが、その若々しさに驚いた。(写真、左から畠山、赤井さん、吉野さん)赤井さんは語る「フィリップスからテープメーカーはソニーとTDKの2社で良い。といわれ、驚いて羽田空港までフィリップスの担当者を追いかけて、マクセルの技術力を訴えた。アレがなかったら今のマクセルはありませんでした」隠れたエピソードに感動した。
赤井さんを紹介して下さったのはTDK・OBの増田尚三さん。赤井さんと増田さんは守谷市自治会の役員仲間だという。増田さんは肖像画のプロである。(写真・右、増田さんの作品)増田さんからTDK同期の吉野宏さんに話があり、吉野さんのお誘いで、赤井さんにお目にかかることができたのであった。
「今度ゴルフをやりましょう」ということになったが、120タタキの私は大いに当惑している。

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