2009年8月24日月曜日

場違いの招待状


 定年後、スーパー清掃のバイトで細々と生活している小生に場違いの招待状が舞い込んだ。

「眞鍋圭子さんの出版と叙勲を祝う会」というのである。

 眞鍋さんが指揮者カラヤンの没後20年を記念して「素顔のカラヤン」という本を出版されたのは知っていたが叙勲されたというのは初耳である。案内状をみると「オーストリア共和国功労賞」を叙勲されたとある。

 眞鍋さんは現在サントリーホールのチーフプロデューサーとして活躍されているが、若い頃は(・・・)カラヤンやベームが来日されたときに通訳として巨匠達の世話をされていた。

 小生が現役のころ、レコード会社に勤務されている乙黒さんのお宅にお邪魔し、眞鍋さんを交えて音楽談義に花を咲かせたのは懐かしい思い出である。そのころの思い出がなつかしく、招待状が小生にも届いたのだろう。

 それにしても、この”祝う会”の発起人が凄い。川口順子(参議院議員)、三枝成彰(作曲家)、下村満子(ジャーナリスト)、湯川れい子(音楽評論家)等である。

 9月のパーティが楽しみである。が、家内ではないが、なにを着ていったらいいのかと迷っている。服装には無頓着の小生、こんな晴れがましい席に着ていく洋服がない。

 久しぶりに現役時代の背広とネクタイを捜すことにしよう。



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