2009年8月14日金曜日

高齢者の安否確認

 町内会の理事になって、一番の大役が廻ってきた。
担当地域の65歳以上の自宅の個別訪問である。
 表向きは市役所の高齢福祉課が行なっている「元気教室」への出席依頼であるが、実は高齢者の安否確認も含まれているのではないかと推測している。
 「元気教室」は高齢福祉課の職員が町の自治会館にでむいて、体力測定を行い、今後の生活についてのアドバイスを行なうものである。
 理事は市役所からの「元気教室参加への案内」の書状を持って個々のお宅を訪問し、参加を促すとともに、欠席の場合は問診表を書いて提出するよう依頼しなければならない。
 私の担当は45戸、63名である。
 ほとんどの方は「ご苦労様です。」ということで、話を聞いて下さるが、中には「かまわないで下さい。」という方もいる。特にアパート住まいの独居老人の方はかたくなである。
 各戸を廻りながら、なぜ、役員がここまでやらなくてはならないのかという、疑問が沸いてくる。
 そこには、役所が民生委員や地域の役員に協力してもらって、高齢者の安否確認をしたいという意図が見え隠れする。
 これから65歳以上の高齢者がますます増えてくる。(自分自身もそうである。)これと平行して核家族化が進んでいる。老人の孤独死がでないようにしなくてはいけない。
 それにしても現実は大変である。

0 件のコメント:

コメントを投稿