2021年12月19日日曜日

雪の秋田、取材旅行①牛久→酒田

 昨年秋、「ステレオ時代」誌から秋田にある「TDK歴史みらい館」でカセットテープの取材をしたいという話をいただいた。早速、みらい館に電話したところ、「コロナで県外の方は
お断りしております」との事。                           
それから1年。コロナが収束し、TDK・広報部および「TDK歴史みらい館」から許可が降りた。取材は17日(金)、10時からである。                      

私は16日(木)の1番電車に乗る。(牛久発5:35)。5時20分に駅について、驚いた。暗いホームにもう乗客が並んでいる。電車が到着して理由が分かった。空席がほとんとない。早く並んでないと座れないのである。私はグリーン車に乗った。東京着6:34分。東京駅で中央線に乗り換え新宿駅へ。新宿駅で仙台行きの高速バスに乗る。高速バスは若者でほぼ満席。なにしろ、高速バスは安い。東京→仙台間¥3,000である。私のような老人は高速バスに乗らない。東京から仙台まで6時間かかる。私はケチだから、それでも乗る。                 
仙台から仙山線に乗り。山形、新庄を経由して19:30,酒田に着く。

天気が良ければ、山寺を見学して新庄に泊まり、翌日一番の電車に乗り、酒田経由で「TDK歴史みらい館」のある「にかほ市」に入る予定だった。しかし、生憎の悪天候。電車の運行が心配。ということで、山寺見学を諦め、酒田まで足を運んだ。
朝から、ロクな食事をとっていない。酒田駅前の居酒屋で生ビールにありつく。鍋料理との相性抜群!早寝をして翌日の取材本番に備える。(写真・下)

 それにしても私は幸運である。現役時代カセットテープの仕事に携わった。電子部品メーカーのTDKが、日本のソニー、アメリカの3M、ドイツのBASFを抜いて世界一になった。
部品メーカーがコンシューマビジネスで世界制覇するというのは世界の産業史でも稀である。私はTDKのカセットテープマーケティング戦略のど真ん中にいた。
(写真・上)山寺駅車窓から岸壁にある寺を臨む


1 件のコメント:

  1. 相変わらずアクティブな日常を送ってますね!今年はお世話になりました。来年も宜しくお願い致します!

    返信削除