2018年8月19日日曜日

金足農の原点は”エビ反り”の校歌

 
100回記念・甲子園高校野球、秋田代表の県立高校、金足農業高校が快進撃を続けている。優勝候補・強豪横浜を8回の裏、3ラン・ホームランで逆転勝利。準々決勝では滋賀の近江高校と対戦。9回裏、2ラン、スクイズでサヨナラ逆転勝利。吉田投手だけではなく、チームの総合力も凄い!
 
 秋田の農業高校の活躍は、母校がやはり農業系の高校である私としても嬉しい。試合終了後、金足高のナインは全員″エビ反り″になって校歌を歌う。その歌詞が素晴らしい。
 
 可美(うま)しき郷 わが金足  霜しろく 土こそ凍れ
 見よ草の芽に日のめぐみ 農はこれ たぐひなき愛
 日輪のたぐひなき愛  おおげにや この愛
 いざやいざ 共に承けて
 やがて来む 文化の黎明(あさけ)
 この道にわれら拓かむ われらわれら拓かむ

 金足農の原点は自然の恵みに感謝し、農業を愛するところにある。そして″エビ反り″は母校に対する限りない愛情を表す。


 ●便乗して、わが母校、秋田県立鷹巣農林高校の校歌。(高野辰之・作詞)

 翠緑萬古 伊勢堂の森  幽禽四時 友呼ぶところ
 清き気を吸い光を浴みて 若き我等ぞ望みに燃ゆる

 流れて広き 米代川よ  聳えて高き森吉山よ
 偉大の自然に朝夕鑑み  若き我等ぞ学びに励む

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