2012年11月16日金曜日

ソプラノの妖精!小林沙羅

(ラウレッタを唄った小林沙羅)
 
 11日、千葉県文化会館に行った。牛久から千葉までは50キロ。電車で行くと遠回りになるので、車で行った。最近はゴルフの回数が激減したので車に乗るのは久しぶり。古希の祝いで息子夫婦からプレゼントされたカーナビがおおいに役立った。

目的はソフィア国立歌劇場の公演を観るためだった。この公演に行く予定はなかったのだが、新潟の友人、伊藤佳祐さんからチケットをいただいた。伊藤さんとは45年前、鳥取砂丘へ向う車中で偶然お目にかかった。2人とも(厳密には小生の弟を入れて3人)、大阪国際フェステバル協会主催のバイロイト音楽祭が主目的で関西・山陰にでかけていたのである。

11日の出し物は「カヴァレリア・ルスチカーナ」「ジャンニ・スキッキ」の2本立。ブルガリアが自慢するだけあって、オーケストラ、合唱、歌手団のバランスが良く、演出もオーソドックスで、久しぶりにイタリア・オペラを堪能した。中でもジャンニ・スキッキでラウレッタを歌った小林沙羅は声も容姿も美しく、妖精のようだった。
 ただ、残念なのはお客さんが少なかった事。舞台上で名演が展開されていても、客席が閑散としていては体が熱くならない・・・。
 ピアニストの最高峰として誰でも認めるポリー二の公演でもお客さんが半分しか入らない日があったというから厳しい。
 ジャンルは違うが大相撲九州場所のお客さんが少ないのにも唖然とする。舞台(土俵)と満員の客席が一体となってこそ、コンサートも相撲も熱くなる。

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